貿易の過程をトータルで見ることの大切さ
おはようございます。
私は、行政書士でもあるわけですが、今日は行政書士会の
所属支部での役員会があり、出席しました。
そこで、新しく来られた方から質問を受けて、
少し考えることがありました。
質問は「通関士をもっておられることが強みですね?」
と聞かれたのですが、「うーん」としか言えませんでした。
よくよく考えて見ると、貿易つまり輸出入ですが、
このコンサルティングはトータルで見れることが大切
ではないのかと思います。
決して通関士だけで出来るものではございません。
別に、資格なくても中身があればできるように思います。
通関士は貿易に関する唯一の国家資格
通関士は貿易に関する唯一の国家資格ですが、
あくまで税関申告業務におけるプロであるわけです。
付け加えるなら、「通関士」の資格持ちでも、
実務経験が十分なければ、あまり役に立ちません。
実際の実務では、やはり「知識」と「経験」がリンク
していることがどうしても必要です。
行政書士は許認可業務のプロ
それに対して、行政書士は許認可業務のプロですね。
輸出入にライセンスがいる場合は、
取得が必要ですがこの部分の専門家です。
輸出入コンサルタントは全体をフォローする
そして、輸出入コンサルタントとしては、
通関士の分野と行政書士の分野を合わせた
全体の流れをサポートするということになりますね。
許認可の順番や異なる官庁の横断的な調整など、
経験が必要な分野です。
私の場合は、一人3役ということです。
かといって料金は3倍もいただいておりませんので
ご安心ください。
これらの三つのサービスが出来てこそ、
貿易・輸出入のサポートとなります。
私は最初から意図してこのような経験を
してきたわけではありませんが、
自然と希望する形になって行ったのだと思います。
やっと、思い描いていた仕事が出来るようになりました。
さらに努力し、サービスの質を向上させるつもりです。