おはようございます。
輸出入コンサルタント橋本です。
輸出入の基準は通関を基準に考えると分かりやすい
今日は8月最後の週末なので、
いろいろとチェックを行っていました。
途中、許認可庁から確認電話がはいり、対応に追われました。
では、今日は通関が先が許認可が先がという問題に
ついて考えて見ます。
ある商品を輸出したいとします。
輸出する準備を行っていると、許認可が必要とわかりました。
この場合は、先に許認可を取得し、通関時に許可等取得
済みであること確認してもらい、輸出許可となります。
では、次は輸入の場合です。
ある商品を輸入したいとします。
輸入の準備をしていると、輸入にあたりある許認可が
必要とわかりました。
この場合は、輸入前に必要な許認可を取得して、
通関時に許可取得済みであること確認してもらい、
輸入許可となります。
つまり、輸出入においては、通関手続き上は最後になります。
これは、なぜかといいますと通関が済むと、
内国貨物は外国貨物へ、外国貨物は内国貨物へと性質が変わります。
そこで、税関が輸出入の関所として、
最終の確認を行い関税法に基づく輸出入の許可を行うのです。
ただ、実務上、許可後にする手続きなどもないことはないので、
そのあたりは経験が必要な分野ですね。
貿易や輸出入の許認可でお困りの方はお気軽にご相談下さい。