おはようございます。
輸出入コンサルタント橋本です。
化粧品や健康食品で多い注意すべき該当成分はキダチアロエ
さて、さて今日は朝から行政書士と通関士の経験を買われて、
ワイン輸入の打ち合わせ。
前向きな話になりそうなので、このまま進めます。
ところで、遠方の関東などからもご依頼を頂く業務が
ワシントン条約関連のサポートです。
今日もお問い合わがありました。
そこで、今さらながら気づいたことがありました。
化粧品や健康食品で多い該当成分はキダチアロエです。
お肌に良い効果があるようです。
これは、附属書Ⅱに該当の種です。
これを少しでも含んでいれば、輸出又は輸入時に条約の許可と
貿易管理令の承認が必要です。
実際には、2つの許可申請は同時申請することになっているのですが、
ほぼ一つと同じ感覚で当事務所ではセットで行っています。
話を戻します。
今更ながら気づいたこと。
それは、キダチアロエがワシントン該当種だと知られていないことです。
私は通関士出身で長く通関実務をしていましたので、
税関以外の他の法令の許可に敏感ですぐ気づきますので、
貿易業界の皆さんは知っているものだと思っていました。
でも、聞くところによると知らない方がどうもスタンダードのようです。
自分を基準に考えるのは危険ですね。
あくまで、依頼者目線でコンサルティングをして行きたいものです。